-
Sinsuke Fujieda Group - μtation / Caravan
¥2,200
ムンビア・イ・スス・カンデローソス、i-dep等で活躍するフルート/サックス奏者、藤枝伸介が名手を率いて放つクレオール・ダンス・ミュージック。ヨーロッパのクラブ・シーンを賑わせてきたフレンチ・カリビアン~ズーク・リヴァイヴァルに呼応したサウンドが、いよいよ東京から出現! ムンビア・イ・スス・カンデローソス、ルーツトライブなどの活動でいまや東京のトロピカル・ミュージック・シーンでも欠かせぬ存在となったサックス/フルート奏者の藤枝伸介の呼びかけに、塚本真一(TRIAl PRODUCTION)や永田真穀(在日ファンク)ら名だたる名手が集い、ジャズをベースにしつつもいわゆる”クラブ・ジャズ”とは一線を画す、グルーヴィーでありながらときにケイオティックでもあり、ディープでエモーショナルなサウンドで注目を集めるシンスケ・フジエダ・グループ。2021年の大作『INFORMEL』リリース後、さらにグルーヴのインテンシティを強化した彼らが、新たな旅たちのテーマとして選んだのはフランス領カリブ海のダンス・ミュージック。 2009年の『TUMBELE!』(Soundway)を皮切りに、『DISQUES DEBS INTERNATIONAL』シリーズ(Strut)、『KOUTE JAZZ』、『DIGITAL ZANDOLI』シリーズ(共にHeavenly Sweetness)、など、ここ10年ほど欧州のクラブ・シーンを賑わせてきたヴィンテージ・フレンチ・カリビアン~ズーク・リヴァイヴァルに呼応するプロダクションがいよいよ東京から! マックス・シラを彷彿とさせる藤枝伸介のフルートが舞うA面「μtation」は、刻々と変化するモチーフ、そして変調する曲調が「変異を繰り返すウィルス」と「コロナ禍の世界の状況」にシンクロする、まさに東京に出現したフレンチ・カリビアン・グルーヴの変異株と呼びたい強力なダンス・チューン。 アンリ・ゲドンやジョゼ・マンクレールにも通じるジャズ~カリビアン~ラテンが渾然一体となったプロダクション上で、藤枝伸介がマルセル・ピエール・ジョゼフやカミーユ・ソプラン・イルデヴェールばりにブロウするB面「Caravan」は、ライヴでもフロア爆発の曲。超強力ダブルサイダーです。 ジャケットには、栃木県益子町で生活しながら絵を描き、全国のインディペンデントな書店などでのフリーフォームな展示活動で人気を集める画家、河合浩が今回の収録曲を聴いて制作したオリジナル作品をフィーチャー。 【シンスケ・フジエダ・グループ/SINSUKE FUJIEDA GROUP】 ムンビア・イ・スス・カンデローソス、ルーツトライブ、i-dep等、ジャズ~トロピカル・ミュージック~エレクトロなど様々なフィールドで活躍するサックス/フルート奏者=藤枝伸介率いる6人編成コンボ。ピアノにトライアル・プロダクションの塚本真一、ドラムスに在日ファンクの永田真穀の他、竹下文子(ヴァイオリン)、加藤秀(ベース)、あらかり大輔(パーカッション)ら凄腕ミュージシャンが集結。 瑞々しい躍動感溢れるライヴ・セッションをパッケージングしたCD二枚+DVDの大作『INFORMEL』を2021年にリリースし、ジャズ・ファンのみならずDJからも大きな注目を集める。 現在”フレンチ・カリビアン”をテーマにしたレコーディング・プロジェクトを始動、ライヴでも精力的に活動中。 【作曲/プロデュース/ミックスダウン】 - 藤枝伸介(SoFa Records) 【マスタリング】 - e-mura (Bim One Productions) 【スリーヴ・アート】 - 河合浩 【スリーヴ・デザイン】 - 出田祥蔵 【Sinsuke Fujieda Group】 藤枝伸介 - フルート/サックス 塚本真一 - ピアノ 竹下文子 - ヴァイオリン 加藤秀 - ベース あらかり大輔 - パーカッション 永田真穀 – ドラムス 【ゲスト・ミュージシャン】 梅野絵里 - アコーディオン(μtation) K-Ta - ヴィブラフォン(Caravan) ソングリスト A.μTATION B.CARAVAN
-
SINSUKE FUJIEDA GROUP / Informel
¥4,000
SINSUKE FUJIEDA GROUP「Informel」 藤枝伸介を中心にno.9 orchestraの竹下文子らの凄腕プレイヤーが集ったジャズ・グループ、シンスケ・フジエダ・グループのフル・アルバムが完成!高円寺ジロキチにて行われ たライブ・セッションをパッケージ化した本作は、ライブならではの 瑞々しい躍動感と、ドラマチックなアンサンブルが心地良い一枚! サックス・フルート奏者、藤枝伸介により結成されたジャズをベースにしつつ様々なジャンルを取り込んだ音楽グループ。メンバーはピアノにTRIAL PRODUCTIONやYant Izesでも共演する塚本真一。バイオリンにno.9 orchestraやpiano&violin duo、kanako の竹下文子。ベースに自己のグループやechosticsの加藤秀。ドラムに Yasei Collective、Gentle Forest Jazz Band等で活動する松下マサナオ。パーカッションにアフリカンパーカッション奏者、ROOTSTRIBE DUB SEPTETでも共演するあらかり大輔。高円寺ジロキチでの97分に及ぶ熱気あふ れるライブを収録したライブレコーディングアルバム2CD+ライブ全編を含む映像と藤枝が監督を務めた「Gentle Erosion 緩やかな浸食」の完全版映像作品を収録したDVDを収めた3枚組アルバムを完成させた。 アンフォルメルと題された当アルバムは、壮大かつ絵画的ともいえる藤枝の楽曲と、メンバーそれぞれのバラエティに富んだ音色によるインプロビゼーションが時にプリミティブに、時にドラマチックなアンサンブルを生み 出す。ハーモニックフルートやバンブークラリネット、ホーメイなどの民族的倍音楽器の響き、エフェクターを 駆使し生み出されるドローンが、楽曲に独特な深みと立体感を加えている。マスタリングをKASHIWA Daisuke が担当。カバーアートはライブレコーディングと同時に描かれた日下部泰生によるLive Painting作品が飾る。 SOFA1014 2CD+DVD(3枚組) ¥3,850(税込) Tracklist Disc 1 1. Gentle Erosion 2. Informel 3. Parade Disc 2 1. Bamboo 2. Fukushima 3. In Forest 4. Nobody Knows Disc 3 DVD ライヴ映像、MV Gentle Erosion 緩やかな侵食(完全版)収録 -- SINSUKE FUJIEDA GROUP INFORMEL Disk1 - 1.Gentle Erosion 2.Informel 3.Parade Disk2 - 1.Bamboo 2.Fukushima 3.In Forest 4.Nobody Knows Disk3 - DVD Live & MV Gentle Erosion 緩やかな浸食(完全版) PERFORMED BY SINSUKE FUJIEDA (SOPRANO SAX, FLUTE, HARMONIC FLUTE, KHOOMIE, BAMBOO CLARINET) SHINICHI TSUKAMOTO (PIANO) FUMIKO TAKESHITA (VIOLIN) SHIGERU KATO (FRETLESS BASS) MASANAO MATSUSHITA (DRUMS) DAISUKE ALKHALY (PERCUSSION) ALL SONGS COMPOSED BY SINSUKE FUJIEDA COVER ART AND CLOTH DECORATION BY TAIKI KUSAKABE PHOTO BY TOSHIFUMI TSUYAMA DESIGNE BY SINSUKE FUJIEDA LIVE PA AND RECORDING BY AI ASSHIKI AIR RECORDING AND MIXING BY SINSUKE FUJIEDA MASTERING BY KASHIWA DAISUKE CAMERA BY TOSHIFUMI TSUYAMA AND SINSUKE FUJIEDA STREAMING OPERATION BY SHOTARO KAMIYAMA MOVIE EDITED BY SINSUKE FUJIEDA (LIVE) AND TOSHIFUMI TSUYAMA (MV) MOVIE DIRECTED BY SINSUKE FUJIEDA LIVE RECORDED ON 22 OCTOBER 2020 AT LIVE MUSIC JIROKICHI PRODUCED BY SINSUKE FUJIEDA (SOFA RECORDS) C&P 2021 SOFA RECORDS ALL RIGHTS RESERVED
-
[92]kanako
¥2,000
2020.06.27リリース kanako Live Album [92] 収録曲 1.ambient 2.response of mind 3.hana 4.drawing 5.precious 6.in a dream (another track that day) kanako 久野綾子(aya/piano) 竹下文子(foochan/violin) 共に幼少よりクラシック音楽を学ぶ。 2007年に結成された作曲家no.9率いるバンド、no.9 orchestraのメンバーとして出会い、東京を拠点とし活動。同氏の5thアルバム「usual revolution and nine」に収録されている「again and again」は初めて2人で制作したDuo楽曲となる。 のちに沖縄へ移住したayaと東京に住むfoochanでkanakoを結成。沖縄〜東京間で互いの作曲データを共有しながら楽曲制作を始める。 2017年、STREET ART-PLEX KUMAMOTO"extravaganza"に出演。 翌2018年、東京・吉祥寺にてレコーディングライブを行う。 2020年、2018年のライブを収録したkanako 1st album「92」が完成。 https://kanakoduo.weebly.com/
-
HYPER HARMONY 藤枝伸介
¥3,300
ジャンルや楽器の枠を超え、またそれぞれの人間の波動が一つの楽曲と演奏によって規格外のものへと昇華する瞬間=「HYPER HARMONY(ハイパーハーモニー)」そのライブの模様を収録した躍動感あふれる作品が完成しました。 i-dep、Sound Furnitureをはじめ様々なプロジェクトで活動する藤枝伸介の呼びかけにより集結した強者ミュージシャン総計10名によるアンサンブルは、静謐な空間から壮大で爆発的な世界観まで様々な音世界を紡ぎ出す。 スペシャルゲストとしてファラオ・サンダースとの共演や海外でも人気を獲得したMONDO GROSSO、SLEEP WALKERのサックス奏者中村雅人を迎え、藤枝とのツインサックスによる咆哮の応酬の瞬間を捉えたという意味でも聴き逃せない作品となっています。 今作品はCD-R二枚組限定仕様での販売となります。 ご注文はこちらからお願いします。 *お届けは7月20日前後を予定しています HYPER HARMONY / 藤枝伸介 特別限定仕様 CD-R2枚組 全6曲 計111分収録 ¥3,000(税込) 収録曲 Disk 1 – 1.マナ Mana(30:48) 2.始まりと終わり Begining and the end(18:49) Disk 2 – 1.88(19:54) 2.ウィンターとの会話 Conversations with Winter(08:42) 3.超越諧調 Hyper Harmony(23:45) 4.路傍の花 Nobody Knows (08:33) 参加ミュージシャン 藤枝伸介(SINSUKE FUJIEDA)- Compose, Tenor & Soprano Sax, Flute, Harmonic Flute, Kalimba, Bamboo Clarinet 中村雅人(MASATO NAKAMURA)- Tenor & Soprano Sax 飯尾登志(TOSHI IIO)- Piano 加藤秀(SHIGERU KATO)- Fretless Bass ウィンター・スペンサー(WINTERHAWK SPENCER)- Voice, Djembe 榎本宏(HIROSHI “eno” ENOMOTO)- Percussions 清水博志(HIROSHI “Shimmy” SHIMIZU)- Percussions 島津祖令亜(SOREA SHIMAZU)- Didgeridoo 小谷和也(PALMECHO) – Drums 青山雅明(MASAAKI AOYAMA)- Khoomie, Electric Sitar (Disk 2-1,2,3)
-
NIGHT SPHERE -Live at Jazz Bar Sea- / 藤枝伸介×富樫春生
¥2,500
Sound Furnitureとしても活動するサックス、フルート奏者 藤枝伸介と自己のグループや鬼束ちひろのサポート等でも活躍するピアニスト富樫春生。2011年のDUO結成初ライブ以来、二ヶ月に一度コンスタントに新中野の老舗ジャズ・バー「Jazz Bar Sea」でセッションを重ねそのサウンドに磨きをかけてきた。今作品は、約5年間に及ぶSeaでのライブを記録しその膨大なセッションデータから選りすぐりのテイクを厳選しまとめ上げ一枚の壮大な音楽絵巻として聴くものを魅了する。演奏の奥に聴こえる観客の掛け声やグラスの音からも熱を帯びながらも和気藹々とした会場の雰囲気を熱い演奏と一緒に感じ取って頂きたい。1st EP「Fukushima」リリース以来5年ぶりとなるアルバム作品。(9曲入り 計約70分) Sample https://soundcloud.com/sofa_records/sofa1005-night-sphere-live-at-jazz-bar-sea-sample-trailer 収録曲 1.Into The Sea 2.Night Sphere(part1) 3.Night Sphere (part2) 4.Fukushima 2017 5.地平の彼方に 6.Resonation 7.Parade Intro Flute 8.Parade 9.Beyond The Flames Personnel 藤枝伸介(sax,flute,harmonic flute,bamboo clarinet,khoomie,loop,effects) 富樫春生(piano) Produced by SINSUKE FUJIEDA a.k.a. Sound Furniture Co-Produced by HAL-Oh Togashi Cover Art : hirame Mastering : Sinsuke Fujieda All Songs Recorded by Sinsuke Fujieda at Jazz Bar Sea 品番 SOFA1005 JAN : 4589452220052 (c)&(p) 2017 SoFa Records All Rights Reserved -- Recommend 僕のプロジェクト"N'ROOTSTRIBE"にサックス&フルートで参加してくれてる、マルチリード奏者でありソロアーティストの藤枝伸介さんが、ジャズピアノの巨匠である冨樫春生さんとのアルバム"NIGHT SPHERE"をリリース! 二人の芸術家が地下的(アンダーグラウンド)な場所でなにやらヤバイ事をやってる感満載のこのアルバム、やはり凄かったです。 お二人のここ5年間のライブ録音テイクから収録しているというこのアルバム、まず音楽が素晴らしいのは勿論なんですが、まるで良質な小説を読んでいる錯覚に陥ります。 物語を紡ぐ冨樫さんのピアノ、そしてフルートと何やら妖しげな(と言っては失礼ですが笑)管楽器を自在に操る藤枝さんは、時にメロディ、時に打楽器的、時に風や水や自然音を表現する。 想像するに、ほぼ即興から立ち上げてるのであろう楽曲群はこの2人でしか成し得ないアンサンブルを確実に表現している。 その2人の表現を象徴するようなアルバムのタイトル曲"NIGHT SPHERE pt1&2"を経て"Fukushima 2017"。強烈な意思を感じるこの楽曲の流れでアルバムは一つの佳境を迎える。そしてその流れからまるで一縷の希望を感じさせるような"地平の彼方に"。 そしてまた新たな出来事を提示するような"Resonation"からの"Parade"でアルバムは一旦幕を閉じる…と見せかけての最後の曲"Beyond the Flames"でオーラスを迎える。 なんというか…このアルバムは小説のようであり、映画のようであり… 凄くハイクオリティな作品なのは言うまでも無いのですが、最後の曲"Beyond the Flames"がある事である種の清涼感も感じる。 昨今よくあるシングル的な楽曲を集めたようなアルバムでは決して無く、最初から最後まで通して聴いて初めてアーティストの意思が伝わる作品だと思います。 色々と語ってしまいましたが、要は最高の作品です! 未聴な方は是非聴いて欲しいアルバムです! Yuichiro Kubo (N'ROOTSTRIBE、ex.Jaribu Afrobeat Arkestra) --- 1970年代後半からスタジオ・ワークを始め、日本のコンテンポラリー・ジャズのみならずJポップの世界でも欠かせない人材として活動してきた富樫春生と、21世紀初頭のi-depでの活動を皮切りに、ストリート・シーンにおいて不可欠な人材として注目を浴びるようになった藤枝伸介による熱いライヴ。 ここでは、エレクトロニクス系の“道具”を使って演出しながら、内省的ではあるものの沸点を超えて切り込んでくるサックスの藤枝を、ピアノ1台で受けとめる富樫という、意外なバランスを表出させたデュオを体験できる。 それはある意味で、両者がプロデューサー的な視点をもっているから成立したパフォーマンスなのかもしれない。 たとえるとしたら、会話がなく、独白だけが交差するような舞台劇。あるいは、シテとワキが時空を超えて物語を編んでいく“能”だろうか。 これもまた、新しい。 富沢えいち(ジャズ評論家) *YAMAHA - Web音遊人 ジャズとデュオの新たな関係性を考えるvol.8より抜粋 https://jp.yamaha.com/sp/services/myujin/17135.html
-
TONERIUM / Sound Furniture
¥3,000
「水」をテーマに綴るサウンドスケープ 2014年に開催し好評を博した水族館全体を使用したサウンドインスタレーションライブ「Surround Cruise Aquarium」。 その体験から構想し、前作「Rituals」より約一年の期間を経て生まれたサウンドファニチャー三作目のアルバム「TONERIUM(トーンリウム)」。 「水」をテーマに、そこから受けるインスパイア … 流動性、連続性、永遠性、浮遊感、色、風景。 深くしなやかな一つのサウンドスケープとして描く。 重力から解放し、音の海に漂うような体験を時間と空間へ運ぶサウンド。 360度空間を包み込むようなアンサンブルは日常を包み、懐かしくも未知なる世界へ。 あたかも水中を縦横無尽に泳ぐ魚のような感覚へ。 まばゆい光の中、水面に漂う一片の木片になったかのようなゆらぎへと誘う。 マスタリングをChihei Hatakeyamaが担当。 Sample https://soundcloud.com/sofa_records/sofa1004-tonerium-short-catalog — Release date : 2015 / 11 / 04 Form : CD Volume / 1h13m (73m) Record Label : SoFa Records 品番 : SOFA1004 price : ¥2,222(+Tax=¥2,400) Genle : Ambient Mastering : Chihei Hatakeyama (c)&(p) 2015 SoFa Records all rights reserved Tracklist 1.Tonerium 2.Shining 3.Surround Cruise 4.Blue Ocean 5.Ripple Cast All music composed, mixed, recorded by Shinsuke Fujieda aka Sound Furniture Mastering by Chihei Hatakeyama Soprano Sax, Flute, Harmonic Flute, Effects, Synthesizer, E-Piano, Glockenspiel, Percussions, Overtones, Electronics and Sounds : Shinsuke Fujieda Slide Guitar : n uma(#1 Tonerium, #4 Blue Ocean, #5 Ripple) Grand & Irish Harp : Mayu(#3 Surround Cruise, #4 Blue Ocean, #5 Ripple) Cover Design : Yutaka Kitamura Recommend Comment 僕はこの新譜をアンビエント野外イベントCamp Off-Toneの出演時に藤枝氏から頂き、帰宅する車の中テーマやコンセプトを知る前に帰りの山道をひたすら聴き入った。 十分にアンビエントを体感したOff-Toneの帰りであったが、眠気も疲れも吹っ飛ぶその内容に驚きと刺激を貰い、運転しながら「うゎ〜ヤバこれ」と何度も一人言葉を発し、気が付けば会場であった甲府のキャンプ場からの山道を終え、高速道路へと向かった。 癒しと絶妙な刺激が一体化するこのアルバムのタイトル曲「TONERIUM」は見事な美しさとそれに対照的に頭から延々と続く弦の重低音ループ、24分にも及ぶこのタイトル曲は正に宇宙。 中盤から後半への心地良い雅楽の音像と後から知る事となったテーマでもある水そのものコラボレーションが展開する。そして再びラストに向けて弦楽器がフューチャーされ幕を閉じる。残る4曲はもうそのまま自動的に流れのままに幻想の世界へと引き込まれて行ってしまう。 何ともインテリジェンスなアンビエントを皆さんも体感下さい。 HIROSHI WATANABE --- かつてフランスの作曲家エリック・サティが提唱した「家具の音楽」がある。 家具のように、そこにあっても日常生活を妨げず、意識的に聴かれることのない音楽を目指して書かれた曲たちである。 しかし聴衆はこれらの曲に興味を示し、会話をやめて曲に耳を傾けてしまった。 そんなエピソードを思い出す。 Sound Furnitureの音楽も同様、BGMのように穏やかでありながら、 常に聴衆の意識を惹きつけてしまう力がある。 今作のTONERIUMは「水」をテーマに綴るサウンドスケープという通り、 揺らぐ景色を創りだし、かつての記憶を呼び覚ます。 全編にわたって徹底した世界感を貫くこの作品は、 僕らを豊穣な水の異次元にいざなってくれる。 no.9 --- 毎年江ノ島で開催されている音楽イベント「Sunset Lounge」のオープニング、Yoga Under The Skyで、もう3度もコラボレーションさせていただいているSound Furniture。 毎回絶妙なタイミングで、絶妙な音を奏で、周りの空間を日常から上質なものへ送り出してくれるその鮮やかな感性と空気感に、身体や心が自然に伸びやかに開いていきます。 その新譜が、水をテーマにしたものだとはまったく知らないまま、先日開催されたオープンエアのヨガでは、完璧な青空の下、芝生の上の空間であったのに、その開放感の中、不思議とずっと水と戯れているように感じていました。 水の底から光る水面を見上げているような、行き交う魚たちを眺めているような、また、気づけば岸辺にいて、打ち寄せる波をゆったりと全身で感じているような。 「音の家具」のその意味以上に、Sound Furnitureの音は、いつの間にか聴く人の周りの空間を柔らかく、それと気づくか気づかないかのようなレベルで心地よく変えてしまう。 水の惑星に生き、その殆どを水でできた身体を持って暮らしている私たちにとって、水にまつわる記憶はどれくらいあるのだろう そういえば、この世界に生まれる前にも水に包まれていたのだった。 そんな深い遠い記憶から、鮮やかな記憶までを辿らせてくれるような「Tonerium」の世界を、日常のレイヤーに重ねてみてもいいかもしれない。 新宮由希子/Yuki Suchitrita Shingu (ヨガインストラクター)
-
Rituals / Sound Furniture
¥3,000
Rituals = 「神聖な儀式、典礼」 倍音の響きが時間と空間に魔法をかける サウンドファニチャーとして二作目となるフルアルバム作品。 倍音の響き、生音を基調としたサウンドと自然のバイブレーションが融合し、オリジナリティ溢れるアンサンブルを奏でる。 マスタリングをCalmが担当。 それぞれの楽曲が奏でる波動が、時間と空間をフラットかつ清浄な状態へと導く。 Sample https://soundcloud.com/sofa_records/sofa1003-rituals-short-catalog Cast Produced by SINSUKE FUJIEDA a.k.a. Sound Furniture Mastering by Calm (Music Conception, Cosmic Blessing) @ Delicious Paper Studio Artwork & Photograph by OKOZYO All Songs Written, Programming, Mixing, Recording by Sinsuke Fujieda Soprano Saxophone, Flute, Harmonic Flute, Glockenspiel, Bamboo Sax, Khoomie, Singing Ball, Cowbell, Percussions and Field Recordings by Sinsuke Fujieda Keyboard by Ken Kaizu (#2 Sacrifice) Vibraphone by K-Ta (#3 Calling #4 Blooming) Piano by Sumilady (# 7 Windows #8 Rain) http://soundfurniture.jp -- Recommendation Comments 世の中には素晴らしい最高の音楽は沢山あれど、久々に心にまで響いたアルバム。 過去ではなく未来。音楽があるべき一つの形。 最近の日本人の新譜でビックリすることはあまりないのだけれど、この作品にはある意味"嫉妬"すら感じたね。 それくらい突き抜けた、ワールドワイドな存在感。 Calm (Music Conception, Cosmic Blessing) 凄腕ミュージシャンの藤枝伸介が「音の家具」をテーマに遂にアルバム完成させた。 コンセプト等については何度か酩酊状態で語り合った覚えがあるが、いざ顕在した音はアンビエント、環境音楽等と一言でくくれない豊穣な趣を湛えている。 それでも過剰な自意識や主張からは離れた、空間を満たす背景のような音。 うまい言葉が見つからないが、今の自分のリスナーとしての音楽的趣向に合致する音。 特別な空間で鳴っていてほしい。あるいは日常的な空間を特別なものにアップデートする。 Kaoru Inoue(Aurora Acoustic/Chari Chari) 日々の生活の中で 遠い風景に憧れる時がある あの晴れた空を思うとき 青い海を思うとき この響きは焦がれたその景色をみせてくれる 彼の音はどこか遠くへと 連れて行ってくれる 藤枝さんと夜の公演でセッションしたとき感じたあの情景が いまついに 此処にある haruka nakamura すべての音一つ一つがやわらかく、優しく、自然に内側に染み入って来て、そこで響き、また外側へ溢れ出して行くような。 それと同時に呼吸が深くなり、余計な力を手放し、いつのまにかシンプルな自分に戻れるような、そんな作品です。たとえ遠くへ行ったとしても、戻る場所がちゃんとわかっているような安心感と心地よさでした。 とってもヨガと相性いいですね。 Yuki Suchitrita Shingu(yogaインストラクター) 儀式とか典礼を意味する、Ritualsと名付けられたこのSound Furnitureによるアルバムがもし80年代にリリースされていたら、間違いなくDavid Toopのサウンドスケープを網羅した名著「音の海」に加えられていたことだろうし、場合によってはBrian Enoの目にとまってObscureのシリーズの一枚に加えられていたかもしれない。 いずれにせよ、このアルバムは隅々まで緻密に構築、あるいは再構築され、音楽/非音楽のグレーゾーンをたゆたう。 奇をてらっている訳でもないのに、形式化してしまったアンビエントを再定義しようとする試みを随所に感じる作品だ。 内田 学 a.k.a. why sheep? --- ◎Sound Furniture 1st Full Album "Rituals" 品番 : SOFA1003 Release : 一般発売 2014.07.02(06.25 SoFa Records Web Shopにて先行発売) 価格 : ¥2,222(+Tax) ニューエイジ/アンビエント レーベル : SoFa Records SoFa Records Web Shop : http://sofarecords.thebase.in 発売元 ウルトラヴァイブ Song List 1. Ablution 2. Sacrifice 3. Calling 4. Blooming 5. Wat 6. Starlight 7. Windows 8. Rain ― Cast All Songs Written,Programming,Mixing,Recording by Sinsuke Fujieda Soprano Saxophone,Flute,Harmonic Flute,Glockenspiel,Bamboo Sax,Khoomie,Singing Ball, Cowbell,Percussions and Field Recordings by Sinsuke Fujieda @SoFa Records Studio keyboard on Sacrifice by Ken Kaizu @OIC Studio vibraphone on Calling & Blooming by K-Ta @Brainstorm Lotus Records Studio piano on Windows & Rain by Sumire Takizawa (Sumilady) @Kingdom Afrocks Artwork & Photograph by OKOZYO Mastering by Calm (Music Conception, Cosmic Blessing) @ Delicious Paper Studio Produced by Sinsuke Fujieda ©&℗ 2014 SoFa Records All Rights Reserved